北海道深川市のLGBT施策と市長応援メッセージ｜2021年版

さっぽろレインボープライド2021の開催にあたり、北海道深川市の市長、山下貴史様より温かい応援メッセージを頂きました！

あわせて、深川市における性的マイノリティ（LGBT）対応の施策などについて、アンケートも頂きました。ご協力ありがとうございます！

それでは紹介します。

今年で25年目を迎えるさっぽろレインボープライドが、盛大に開催されますことを心よりお喜び申し上げますとともに、開催に向けてご尽力された実行委員会の皆さまに深く敬意を表します。

本イベントを通じ、すべての人の個性や価値観が尊重され、自分らしく生きられる社会が実現することをご祈念申し上げます。

北海道内各市にアンケート形式で、性的マイノリティ対応に関する取り組みについてなどを伺いました。返信頂いたアンケート内容を紹介します。

※アンケート実施時期｜2021年6月

Q１｜市として性的マイノリティ対応として取り組んでいることがあれば教えて下さい（取り組み例＝啓蒙活動イベント開催や冊子設置、申請書の性別欄廃止、差別禁止の条例制定など）。

なるべく具体的に教えて頂けますと有難いです。

A１｜アンケートに記入いただいた内容

性的マイノリティに関する正しい知識と理解を深めていただくため、市ホームページや各種行事等におけるチラシの配布など、周知・啓発に取り組んでいます。

後期高齢者医療被保険者証と国民健康保険被保険者証の発行にあたっては、希望に応じて性別欄を「裏面参照」と記載し、裏面に「戸籍上の性別は男（または女）」と手書きする対応を行っているほか、印鑑登録に係る申請書と証明書の性別欄を廃止しています。

Q２｜LGBT当事者の中には、自認する性別に合わせて名前の変更を希望する当事者がいます。各種身分証明書（保険証、住民票など）について、発行物の名前、氏名の変更は可能となっているでしょうか。

はい　／　いいえ

A２｜アンケートに記入いただいた内容

後期高齢者医療被保険者証と国民健康保険被保険者証については、性同一性障害を有する方の被保険者証の通称名記載を可能としています。

Q３｜LGBT当事者は、社会保障の面、精神面など、さまざまな側面からサポートが必要です。その相談窓口は設置していらっしゃいますか。

はい　／　いいえ

A３｜アンケートに記入いただいた内容

LGBT当事者が抱える様々な相談内容に対応できる専門のワンストップ窓口は設置しておりませんが、他の機関と連携するなどして、個別の各種相談窓口を設置しています。

Q４｜今年札幌地裁にて、同性婚が認められていない日本の現状に違憲判決が下されました。また、各種自治体が（北海道では札幌市が例）続々とパートナーシップ制度の導入を検討、もしくは実際に導入しています。

このような傾向がある中で、パートナーシップ制度を導入するつもりがあるか否か教えてください。また、パートナーシップ制度について市としてどのように考えているか、ご意見もお聞かせください。

導入済　／　導入準備中　／　導入を検討中　／　導入するつもりがない　

A４｜アンケートに記入いただいた内容

現在のところ、パートナーシップ制度の導入予定はありません。制度自体の制定だけでなく、性的マイノリティに関する理解普及が重要と考えておりますので、まずは理解促進に取り組んでいるところです。

さっぽろレインボープライド2020