2021年実行委員紹介|副実行委員長の満島てる子です♪
- 実行委員
- 2021年4月13日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年4月15日
みなさんこんにちは!さっぽろレインボープライド、去年に続いて今年も副実行委員長を務めさせていただく、満島てる子です。
三重県出身の30歳。本名は杉山和希、オープンリーゲイの女装です。今回は簡単に自己紹介をさせてもらいたいと思います♪

すすきのから少し外れた西創成地区。その路面にある第1ファミリービル2階にある女装子サロン、そこが私の普段の居場所です。
「7丁目のパウダールーム」という名前のサロンなのですが、その実態は、どんなセクシャリティの方でも入店可能なミックスバー。

女装してみたいというお客様には、スタッフによるメイクサービスも行っています(※現在はコロナの影響で休止中)。
「女装で/女装と/女装を楽しめる」をテーマに、お酒を楽しんだり、メイク談議に華を咲かせたり。
色んな人がつながっていくのを見るのは、店長としてもとてもうれしい瞬間です。
その「つながり」が土台となり、現在のさっぽろレインボープライドの活動に関わらせてもらうようになった部分もあります。
このパレードの活動は、一人の当事者としても、目下のような仕事にたずさわる職業人としても、どんなかたちでも続けていきたいと強く思っている次第です(とはいえ、お酒にやっつけられて、うまく力が発揮できないよー!とほほ!なんて時もあるんですけどね)。
さっぽろレインボープライドは、現在4回目の開催に向けて動いていますが、私自身は今の団体名になった初年である2018年から、この活動に携わらせてもらっています。
当時右も左もわからず(今でもわかってないのですが)、何したらいいのー!という中で、ゆみおさんやキンちゃんといった同期勢と歩んできて早四年なのね…。
改めて書くと自分自身もしみじみしてしまいますが(笑)、毎年一筋縄ではいかない部分があり、それぞれの年にいろんな苦労や涙があったことを思い出します。
パレードという組織の中では、ひとりの「女装」という己の特性を使わせてもらいながら、メディアや講演会などで前に出させてもらったりしていますが、そうすることで少しでも、自分たちの”仲間”の救いになり、出会いのきっかけになり、前向きな方向につながっていればと、そう思う日々です。

「LGBT」という単語は比較的ポピュラーになってきた、と言われることもありますが、言葉が知られることよりも、「そういう人いるんだってね」という常識が漠然と広まることよりももっと大事なのは、あたしたち当事者/アライと誰かの、面と面を合わせたリアルなつながりが、少しずつでも輪を広げていくことだと思っています。
その輪がちょっとでも大きくなるならと駆け抜けてきたここ数年。様々な人たちとの出会いに恵まれ、我々実行委員会、そして私個人も、どんな大変な中でも活動を続けてくることができました。
パレードを待っている誰かがそこにいるのなら、そうした人たちとつながるため、出会うために、あたしたちは努力を続けていきます。今年もどうぞよろしくお願いします!
Comments